デジタルビジネスにおける3つの人格
目次
従来型のビジネスの人格は起業家とマネージャーと職人
アメリカの実業家・作家であり、スモールビジネスの経営コンサルタントのマイケルガーバーはビジネスでは3つの人格が大事と述べています。
起業家の役割
トップダウンで物事を決めていく
- 挑戦や新しいことを考える
- 数字やビジョンで人を動かす
- 仕組み化やシステム化する
マネージャーの役割
中間管理職として円滑に仕事を回す
- 計画や管理する
- 現実的に物事を推進させる
- コミュニケーションを取る
- 職人、アーティストタイプの人を上手く引き出す
アーティスト・職人の役割
作業者として仕事をこなす
- モノづくりや作業を行う
これからのビジネスで持つべき人格は、起業家とマーケッターとエンジニア
従来型の起業家がトップダウン型であったのに対して、これからの起業家は価値を作り、リーダーシップを発揮することです。
そして、AIやプログラミングの発達で人が不要になり、中間管理職やアーティスト・職人が不要になり、マーケッターとエンジニアの役割になります。
言い換えれば、3人いれば、ビジネスはできますし。さらに1人でもビジネスは可能です。
ウーバーイーツも起業家がアイデアを考えて、エンジニアがアプリを開発して、マーケッターがお店や顧客を開拓してきたわけです。
起業家の役割
起業家の役割は次のことです。
価値を作りリーダーシップを発揮することです。
- コンテンツ(ストーリー)を作る
- プロダクト(商品)を作る
そして、ピーター・ドラッカーの有名な話として、「ビジネスでは顧客を創造すること」です。起業家は顧客を創造して、需要を生み出す側面を持っている必要があるのです。
マーケッターの役割
マーケッターの
起業家を市場と繋げる
- 言葉を作る
- デザインを作る
- 流れを作る
エンジニアの役割
インターネット上の自動販売機を作る
- 仕組みを作る
起業家になるなら、マーケッターとエンジニアの両方を知る必要がある。
起業家ならマーケッターとエンジニアを理解しなければいかません。
ただしプロレベルになる必要はありません。
- マーケッターはパターンを学ぶ(コピーして自分で改善する)
- エンジニアは道具の使い方を学ぶ