
会社に資産を作るなら全ての記録を残す癖を作れ!

❗【追記:2025年7月】
本記事で取り上げていたAIスタートアップ「オルツ」社について、2025年7月に大規模な売上過大計上・循環取引の事案が明るみに出ました(詳細はITmediaニュースなどをご参照ください)。私自身も当時は「橋下徹氏のデジタルクローン」や「P.A.I構想」など、技術的な可能性に強く感銘を受けて記事を書いており、その後の展開には大きな驚きと学びがありました。
この件を通じて、AI技術への期待と倫理・ガバナンスの重要性を強く再認識しています。
私たちはAIを“魔法の杖”ではなく、信頼に足るパートナーとして育てていく必要があります。
今後は「透明なAI活用」「本当に価値あるプロダクトかどうか」を見極める視点も共有していければと思います。
あなたが知的サービス産業の仕事に従事しているなら、全ての記録を残すようにしましょう。
- 設計者
- 教育関係者
- 学者や研究者
- コンサルタント
- セミナー講師
- コーチやカウンセラー、セラピスト
- 講座開催者
10年後の働き方改革につながる
イギリスのロボット科学者であるピーター・スコット-モーガン博士は、全身が動かなくなる難病ALSで余命2年を宣告されたことを機に、人類で初めて「AIと融合」し、サイボーグとして生きる未来を選びました。
ALSになると全身の筋肉が動かせなくなるために一切の会話ができなくなります。一方で、脳と目だけは動かせます。
2種類のパターンで会話ができるようです。
- 予め自分のビッグデータを読み込ませたAIが話すパターン
- 本人が目から文字入力してAIが代理で発話するパターン

こちらの記事からの抜粋です。
10年後はAIがあなたの代わりに仕事をする
数年後には自分自身のAIを作れる
10年後にはAIが代わりに仕事をするでしょう。AIを持っているかどうかで格差が生まれる可能性もあります。その場合は富裕層は自分の優秀なAIの分身を作り出し、AIを所有できない庶民は自分が働くようになります。
橋下徹氏の社会実験
橋下徹氏のAIクローンを作った実験が放送されました。動画、メルマガ、書籍を読み込ませて、1週間で制作したものです。番組を見ていましたが、1週間で制作した割りには答えられていました。

以下、番組での主なやりとりです。

新年早々、関東では4年ぶりの大雪になり、寒い日が続きましたが、今年も東京・お台場から熱い議論を松山俊行キャスターとお届けしたい。今年もレギュラーコメンテーターはこの方、橋下徹さん。明けましておめでとうございます。ドキドキしますね。

今年もよろしくお願いします。今年はどんな年になるんだろうね。私かなり気になる。

おおっ。橋下さん、では、もう1問聞きます。お休みは取れましたか。

何か考えています。

はい、取れました。良かったですね。今週は忙しくなるらしいけど、大丈夫かな。僕は今、海外に居るんですけど、日本の方にメールしたらいいと思いますけどね。それで、何かあったんですか。
詳しい記事は下記からご覧いただけます。

このAIは、株式会社オルツが開発したものです。株式会社オルツはデジタルクローンP.A.Iというプロジェクトを立ち上げています。
私たち自身の意思をデジタル化し、
それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたA.I.です。
株式会社オルツ

そして気になるのが、話し言葉や書き言葉を解析してナチュラルなコミュニケーションが生み出させるようになることです。

意思を持たせるAIにより、コールセンター以外の職種にも広がっていくようです。
AIを使うにはビッグデータが必須になる
AIを使うには、ビッグデータという膨大のデータが必要です。その人が考えたことのデータです。
- 動画(セミナー、打ち合わせ、セッション)
- 文字データ(ブログ、書籍、メルマガ)
データは、EXCELやスプレッドシートで入力するようなものですので、「データ出力する際にリスト化」できるようなものが望ましいです。残念ながら、メールのやりとり、メッセンジャーアプリ(チャットワークやメッセンジャー、LINE等)でのやりとりなどはAIには向いていません。
AIからは文脈が読み取れないからです。
ブログは、自分の脳の生き写しになる
一番最適なものはブログです。ブログは「データ出力する際にリスト化」に最適です。
書き直すことも書き足しも簡単です。
AIが生まれることを想定してデータを貯める癖を今からつける
今のうちから準備をしましょう。全て残しておいてください。
- 動画(セミナー、打ち合わせ、セッション)
- 文字データ(ブログ、書籍、メルマガ)
コンテンツを作れない人は死んでいく運命です。