GPT-4oでキャンバスモードが立ち上がる!解除方法とキャンバスモードが立ち上がる理由
目次
キャンバスモードとは?
キャンバスモードとは、ChatGPTが長文のドキュメントやコードなどを作成する際、自動的に表示される特別なエディタのような機能です。
キャンバスモードでは、チャット画面上で編集ができる
notionなどのクラウドメモやGoogleドキュメントにチャット機能がついたものと説明しています。
チャット画面で直接編集やChatGPTと相談しながら編集できる
キャンバス内での変更が可能で、作成内容を調整するのが簡単。ドキュメントやコードを何度も修正しやすい環境を提供します。
キャンバスモードは便利だが使いにくい部分も…
便利な機能である一方で使いにくい部分もあります。
- 複数のテーマで企画書を書きたい場合
- 長文を分割して文章を書きたい場合(企画書、ブログなど)
- コーディングで、HTMLやPHP、CSS、JSなどパーツごとに分割して出力したい場合
「今までのChatGPTに慣れていると使いにくいことが多い。」という声もあります。
2024年11月の以前のモデルであれば、キャンバスモードを選ばないと立ち上がらなかったのですが、GPT-4oと統合されたことで、GPT-4oを使っているとキャンバスモードが突然立ち上がることがあります。
キャンバスモードはなぜ突然起動するのか?
それは、キャンバスモードをが立ち上がる特定キーワード「ドキュメント」や「コード」、長文のキーワードだとChatGPTから判断されると、キャンバスモードが起動されてしまうからです。
今回はそのキャンバスモードのエラーに対する解除方法と対応方法を解説します。
簡単!キャンバスモードを解除する場合
①最初から指示を入れる
次のキーワードを最初の指示文を入れておきます。
- チャット内に表示してください
- キャンバスモードを使わないでください。
STEP
最初の指示文+「チャット内に表示してください」または「キャンバスモードを使わないでください。」を入れます。
STEP
最初からチャットモードで開始されます。
②途中からキャンバスモードを解除する
STEP
キーワードに反応してキャンバスモードが立ち上がる
STEP
「代わりにチャットで回答」をクリックします。
STEP
キャンバスモードが解除されてチャットモードで回答が続きます。
なぜ?キャンバスモードが立ち上がってしまう理由
①特定キーワードに反応して立ち上がる
キャンバスモードが自動で起動するのは、特定のキーワードに反応する可能性があります。これらの言葉を避けることで、キャンバスモードの自動起動を回避できます。
特定キーワードの例
- ドキュメント(ブログ、パワーポイント)
- 書類(企画書、議事録、レポートなど)
- キャンバス
- コード
特定キーワードへの改善策
目次やステップバイステップと書くとキャンバスモードが立ち上がりにくくなります。
NGな例(キャンバスモードが立ち上がりやすい) | OKな例(キャンバスモードが立ち上がりにくい) |
---|---|
パワーポイントを作成してください。 | パワーポイントを目次から書いてください (ステップバイステップで書いてください) |
コードを書いてください。 | 順番にコードを書いてください。 |
ブログを作成してください。 | ブログをを目次から書いてください。 (ステップバイステップで書いてください) |
②長文ワードに反応して立ち上がる
長文ワードに反応する例
- ページ数がある場合(3ページのテキスト、5ページの資料)
特定キーワードへの改善策
目次やステップバイステップと書くとキャンバスモードが立ち上がりにくくなります。
NGな例(キャンバスモードが立ち上がりやすい) | OKな例(キャンバスモードが立ち上がりにくい) |
---|---|
企画書を3ページで作成してください。 | 企画書を3ページで作成してください。 ステップバイステップで書いてください。 |
議事録を3ページで作成してください。 | 議事録を3ページで作成してください。 ステップバイステップで書いてください。 |
5ページの資料を作成してください。 | 5ページの資料を作成してください。 ステップバイステップで書いてください。 |
ChatGPTは突然の機能変更がよく行われます。最新の知識にキャッチアップしましょう!